迷惑かもしれないと相手に話しかけたけれど、話は続いているからそこまで気にしなくてもいいかもしれないと思う。自分の関心のあることは過ぎて行って、戻してもいい気もしながら何もしない。"相手の関心のあることが何か"を持ち帰る。読書のためにと借りた…
文章に書くことにならないものを音声にしている。どちらかに比重があるわけではなく、アウトプットにおいて適しているとした言葉が、"書き言葉"か"話し言葉"かということだと思われる。たとえば、紅葉について感じたことを話し言葉にすると、少し丁寧な言葉…
ボールペンで自分の住所を書いていると、相手の顔を思い出す。文字を丁寧に書くこともあまりなくなり、ペン先はあちらこちらである。どこかで聞いたとおり、年賀状はもはやれっきとした"贈りもの"だろうと、85円という切手を見て思う。読んでいた本の巻末の…
知り合いがあまりいないところは話しづらい。この人に話すという人を一人決めて話すといいとか、しかし手ごたえはあまりない。もはや慣れであり、慣れでしかない。すぐストックしてある情報を取り出せるかについても、慣れに左右される。一か月に一回の自分…
まさに自分と渦中にある人のジョークにあっけにとられながら、昼休みの食堂に立っていた。パステルグリーンの小振りな椀の中に不規則な渦巻きが白くくつろぎ、紅白の蒲鉾と深緑の海藻、泡立つような小麦色の粒。それはそれ、これはこれ。仕事のことを休憩ま…