語る、また語る

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バレンタインデーの思い出

今日はバレンタインデーだ。
せっかくなので、
幼いころのバレンタインデーの思い出を
書いてみようと思う。

当時小学校2年生。
私が気になる男の子にチョコレートを
渡そうと、友達と2人で企んでいた。

はりきってチョコレートを手づくりし、
彼をなぜか小学校近くの郵便局の
駐車場に呼び出した。

体育館裏とかはありがちだからと、
友達と郵便局にしたのだろうか。
今思えばぜんぜんムードがない。

田舎の郵便局なので、
全然人もいないし、
小学生2人がコソコソしていようと、
問題はなかった。
同級生に見られる心配もない。

渡したときのことはあまり覚えていないが、
とりあえず「つき合ってください」とか
言っていた記憶がある。
完全に少女漫画の読みすぎである。

その場で特に返事を聞くこともなく、
友達と逃げるようにその場から
立ち去った気がする。

彼は「ありがとう」とかは言ってくれた
だろうか。
全然覚えていない。

後日つき合う話はどうなったのか、
彼に聞くと次のような言葉が返ってきた。

「小学生に恋愛は早すぎるから」

この言葉ははっきり覚えている。
幼いながら、
夏休みや冬休みに自分にだけ(たぶん)
お土産を買ってきてくれた彼は、
脈ありだと思っていた。

そんなこともあり、
それ以降彼と気まずくなり、
しっかり話せたのは中学生になってから
だっただろうか。

タラレバになるが、
あのときのバレンタインデーに、
私が彼にチョコレートを
渡しただけだったら、
その後の彼との関係も
変わっていたかもしれないと
今は思ったりする。

もし、何らかのかたちで
彼と再会しても、
いい大人同士、
今となっては笑い話になるだろうけれど。

恋心

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