語る、また語る

話したいことを書いています。

絵本を眺めて、一息

私は、
絵本を買うとしたら必ず書店で買う。
なぜなら、実際に手に取ってページを
めくりながら選ぶのが楽しいからだ。

今はインターネットでも、
絵本の一部を見れたりもするが、
やはり実物を目で見て選ぶ方がよいから、
インターネット経由で絵本を
購入したことがないと思う。

気が向いたときに書店に行き、
自分の感性をくすぐる、
手元に置いておきたくなるような
絵本を探すのが
ちょっとした趣味になっている気がする。

先日購入したのが、
安野光雅さんの「旅の絵本 X」。
タイトルのとおり、
世界の国々を旅した安野さんが、
その先々の風景を描いた絵本だ。
今回の行き先はオランダ。

ちなみに、
旅の絵本のシリーズは、
全部で10冊あり、
一冊目が発行されたのは1977年だ。
歴史を感じる。
中部ヨーロッパ、イタリア、イギリス、
アメリカ、スペイン、デンマーク
中国、日本、スイスの風景が描かれている。
(後日、気になって全冊図書館で借りた)


この絵本は、文字がなく、
絵のみのところにまず惹かれた。
(まったく文字がないわけではなく、
本編とは別に風景についての説明がある)
どちらかというと画集のような感じもする。

オランダならではの風景が、
落ち着いた色合いながらも、
色彩豊かに描かれている。

赤レンガの壁に緑の屋根と窓だったり、
グレーの外壁に青色や黄色の窓で、
3、4階の三角屋根の建物。
その横には薄い青色の運河が流れ、
運河にはものを運ぶ木のボートが
行き交っている絵などは、
素朴な感じがして、美しいと思った。

他にも風車があったり、
チューリップ畑や、
牛や馬のいる村があったり。

私は美術には全然詳しくないが、
水彩絵の具と思われる淡いタッチで
描かれているその風景は、
眺めているだけで、気持ちが落ち着く。

絵本は子ども向けというイメージだが、
大人が読んでもおもしろいものはある。

次はどんな絵本に出会えるか楽しみだ。