人はどのくらいの時間、
笑っていられるものなのだろうか。
というのも、ここ何年か、
笑いが止まらないほど笑うことが、
かなり少ない。
おもしろいことがあって、
笑うことは多少あるのだが、
おもしろすぎて
笑いが止まらないというのは、
あまりない。
20代前半までは、まだ若かったのか、
職場の昼休みに同期と笑いをこらえるのに
必死になって、
でも笑えてきてということも多かった。
学生時代は、
友達とくだらないことが
おもしろくて笑って、
笑いながら
またおもしろいことが起こって笑って、
もう笑いのループで、
笑いすぎてお腹は痛いし、
涙は出るしといったことが
よくあった。
これらの笑い所要時間は、
測っていたわけではないが、
10分~20分だと思う。
それに対して、
これは笑ったという最近のエピソードは
BTSのファンである友人との会話だろうか。
彼女は、踊っている脚の動きを
見るだけで、推しを見分けられるらしい。
冗談かと思ったが本当のようで、
彼女の力の入れようがおかしかった。
こちらの所要時間は、
多くても3分くらいだった。
20分笑えていたのが、今は3分か。
落ち着いてきたといえば、
そうなのかもしれない。
いや、毎日の生活に必死で笑いを
忘れているのだろうか。
笑いの感性が鈍っている気もする。
よく、
おもしろい(楽しい)から笑うのではない、
笑うからおもしろい(楽しい)とか、
聞いたことがある。
笑っていると、
脳がおもしろい(楽しい)と感じるように
なるとか。
笑いが止まらないほど笑うために、
やっぱりちょっとおもしろいと思ったら、
大げさに笑ってみることにしようかな。