語る、また語る

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南米民族音楽フォルクローレに誘われて

少し前だが、
ある屋外イベントに行ってきた。

キッチンカーやテントで、
フードやドリンク、
手づくり雑貨などが販売され、
小規模なマルシェのような感じだった。

すぐそこが海という広場での開催で、
ロケーションもばっちり。

中でも、私が楽しみにしていたのが、
南米民族音楽フォルクローレ奏者、
アントニオ・カマケさんのライブだ。

アントニオさんはペルー出身で、
大阪を拠点に活動されている
アーティストだ。
このイベントに行くにあたって、
初めて知った。

生で楽器の音を聴けるのは、
実に4年振り。

観客は、あらかじめ用意された
背もたれのない複数掛けの
アウトドアベンチや、
一人用のアウトドアチェアに座り、
演奏の開始を待っていた。

私は、後ろの方に立って聴くことにした。

アントニオさんは、小さいギターのような
チャランゴ*1を片手に、
ケーナ*2という縦笛を首から下げて登場した。
黒色の服の上に羽織っている
赤っぽい南米風の柄のベストが
異国情緒を感じさせた。

チャランゴを弾きながら
歌を歌ったかと思うと、
ケーナを吹き、しばらくして間奏になると、
脇のテーブルに置いてあった
サンポーニャ*3をすばやく首から下げ、
そちらに切り替える。

なんだかにぎやかなパフォーマンスだ。

写真はサンポーニャ https://museum.min-on.or.jp/collection/detail_K00157.html


チャランゴの軽快なリズムは心地よく、
ケーナサンポーニャは伸びのある
清々しい音色だった。

やはり南米民族音楽
全体を通してテンポがよく
明るい曲が中心だった。

民族楽器の演奏というのは、
聴いているとあたたかい気持ちになる。
古くから人々の暮らしと共にあったという
歴史が音に乗っているようだった。

初めて聴く曲ばかりというのは
まったく問題なし、素直に楽しかった。

手拍子あり、
コールアンドレスポンスあり、
みんなが参加できるノリのいいライブ。

踊っている人多数、
かと思えばゆっくり音楽を聴いている人もいた。
自由な感じ。

終了後、アントニオさんのCDが
販売されていたので、記念に1枚購入。
スタッフの方が本人を呼んでくれ、
サインをいただき、握手をしてもらった。

やはり、ライブはいいですね。

こちらは、違う動画ですが音色はこんな感じです。
ケーナが中盤に一瞬しか登場しませんが…。
中央がアントニオさんです↓

www.youtube.com


フォルクローレ調の音楽で有名な曲に、
サイモンとガーファンクルがカバーした
「コンドルは飛んでいく」がある。

www.youtube.com


邦楽では、
KinKi Kidsの「ボクの背中には羽根がある」や
ポルノグラフィティの「アゲハ蝶」あたりだろうか。
バックの笛(ケーナだと思われる)が、
いい味を出している。

KinKi Kidsバージョンは見つからず…↓

ボクの背中には羽根がある

ボクの背中には羽根がある

 

アゲハ蝶

アゲハ蝶

  • provided courtesy of iTunes

 

www.andesfeeling.jp

www.kyogei.co.jp

*1:フォルクローレに使われる弦楽器。チャランゴ|コレクション|民音音楽博物館

*2:南米ペルーやボリビアが発祥の葦製の縦笛。
ケーナ|コレクション|民音音楽博物館

*3:南米の旧インカ帝国の文化圏内で用いられる、閉塞した葦の管を吹いて音を出すパンパイプと呼ばれる管楽器。サンポーニャ|コレクション|民音音楽博物館