語る、また語る

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読む本はどうやって選びますか?

本を選ぶのに時間がかかる。

むしろ、読むよりも選ぶことに
情熱を注いでいるかのように思えてくる。

これといってよく読む作家さんが
いないということもあるのだろう。

本屋さんに行き、
タイトルに惹かれて手に取り、
帯の紹介文や推薦文を読んでも、
まずそこで購入とはならない。

どうしても、
インターネットで内容を調べて、
その後、近所の図書館にあるか探して、
あれば借りてみて、
また読み返したいかもしくは、
この先もずっと手元に置いておきたいと
思う本のみ買うというのが多い。
私はケチなのである。

なんとなく買うこともあるが、
だいたいそういった本は、
すぐ売ったりして、手放してしまう。

あとは、インターネットで
日本の作家さんを「あ行」から
調べてみたりしている。
(これは地道な作業で、あまり進まず、
まだ「い行」で止まっている…)

新聞の書評欄は、いつも見ている。

新聞の書籍広告もおもしろい。
けっこうつられて、
買ってしまっていたときもある。

今のトレンドみたいなものもわかるし、
扱い方によっては、
本の帯より中身が充実している。

気になるものがあったら、写真をとっておく。

ここのところは、実用的なものより、
小説ばかり読んでいる。

小説のジャンルは詳しくないが、
映画でいうとヒューマンドラマに
分類される話が好みである。
人間模様が描かれているものをよく読む。

ミステリーは、
食わず嫌いしているとわかっていながら、
まったく読まない。

ストーリーはおもしろそうだと
思っても、実際読んでみると、
文体とか言い回しとか展開によっては、
途中で挫折することもたまにある。

以前、何を考えたのか、
ドストエフスキーの「カラマーゾフ兄弟」を
読もうと意気込んだことがあったが、
数ページで根を上げてしまった。
訳の印象もあるだろうが、
自分にはレベルが高すぎたのだった。

本を開いたときに、違和感を感じたときも、
だいたい本棚にそっと戻してしまう。

文字のフォントがやけに重々しかったり、
文字がなんとなく小さかったり、
文字と文字の間が狭かったりという、
本の見た目とでも言うのだろうか。

読書というものは、数時間、
まとめて読めないときは数日、
長くかかるときは数週間、
ひたすら文字を追うことになる。

情報を受け取るのは"文字"からのみ。

その文字のかたまりに、
何かひっかかるものを感じたら、
心地よく読むことができないのだ。
こういうことないですか?

また、同じ作家さんであっても、
この作品は読めたけれど、
別の作品はちょっと…ということもある。

何だろう、作品との相性みたいなものなのか。

ああでもない、こうでもないと、
本を選んでいる時間は、
けっこう楽しかったりする。

また気が向いたら、読んだ本について
ブログに書けたらと思います。