そのバンドの音楽をわりと聴いていても、
バンドメンバーの名前って、
案外覚えていない。
10月にブログに書いた、
くるり、スピッツ、ミスチルだって、
失礼ながら全員言えない。
コアなファンの方からしたら、
信じられないかもしれないが、
そんなレベルである。
バンドであれば、
最も目立つボーカルの名前は、
知られていることも多いだろう。
くるりだったら岸田繁、
ミスチルだったら桜井和寿、
スピッツだったら草野マサムネ。
(すべて敬称略)
他のメンバーはというと、
一部だったり、あだ名しか出てこなくて、
少し焦っている。
こんなんで、
作品を聴く資格はあるのか。(あるはず)
姓と名の日本語表記のパターンが多い中、
そうでないバンドもある。
たとえば、GLAY。
TERU、TAKURO、HISASHI、JIRO。
すべて名前(大文字の英語)の
パターンである。
あとは、SEKAI NO OWARI。
Fukase、Nakajin、Saori、DJ LOVE。
苗字のみ、名前のみ、ニックネームと
いろいろで、大文字小文字が
使い分けられている。
Perfumeなんかは、
のっち、あ~ちゃん、かしゆかと、
みんな平仮名のニックネームだ。
これらは、わたしが覚えている
バンドまたはグループの一部だが、
共通しているのは、「短い」ことだ。
姓と名のパターンより情報量が少ないので、
覚えやすいのではないだろうか。
「短い」のに加えて、覚えやすいというか、
覚えてしまうのが「インパクト」である。
ゲスの極み乙女は、
バンド名もパンチが効いているけれど、
メンバーの名前も個性的である。
いろいろあって広く知られた
ボーカルの川谷絵音をはじめ、
休日課長、ちゃんMARI、ほな・いこか。
何かの登録のときに、
ボーカルの川谷が決めたようであるが、
ひとひねり効いている。
休日課長とか、一度聞いたらまず忘れない。
ちゃんMARIがひらがなと英語表記だったのと、
ほな・いこかに「・」があったことは、
これを書くにあたって知ったけれど。
メンバーの名前は、
バンドやグループの方針によるだろうが、
覚えやすい方が、
知ってもらいやすいという
メリットはあるのかな。
メンバーの名前を覚えようという
個人の意識にもよるとは思いますが。