音楽を聴き込むのは、運転中だ。
わたしは、県庁所在地に住んでいるのだが、
かなり隅の方なので、中心街に出るときは、
車を30分くらい走らせなければならない。
かなり辺鄙ではあるけれど、
そのくらいなら運転もまあ苦ではない。
音楽を聴きながらであれば。
無音の30分の運転は、
気がおかしくなるかもしれない。
車ではいつも音楽を聴いていて、
しかも、わりと熱心に聴き込んでいる。
最優先すべきはもちろん「運転」なのだが、
なにせ田舎である。
田んぼの真ん中に通された、
広く大きなバイパスなので、
脇道から車が出てきたり、
歩行者が近くを歩いていることはない。
わりと運転しやすいのである。
そうやって運転しながら、
この歌詞はどんな意味なんだろうとか、
この音の感じは好きだけど、
何の楽器だろうかと思いを巡らせている。
ブログを書くときに、
音楽を流していることは多いけれど、
あまり集中はできない。
そして、新しい音楽を聴くとなったら、
何かと用事を入れて、
車に乗ろうとしてしまうわたしである。