語る、また語る

いつもにプラスα

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スピッツの波

わたしは、
2015年くらいからスピッツを聴き始めたと
てっきり思っていたが*1
よくよく振り返ってみると、
実際はもっと前から聴いていたのだった。

どこかで聴いたことある曲だなと思ったら、
2005年発売の「スーベニア」に
入っていたし。

スピッツの音楽と過ごしたことが、
事もあろうに、完全に頭から抜けていた。

たしか「スーベニア」は、
大学生のときにTSUTAYA
レンタルしたのだ。
スピッツは「チェリー」と
空も飛べるはず」くらいしか
知らなかったから、
このアルバムを聴いたときは、
思ったよりロックなバンドだなという
印象だった。

なぜ聴いたのかといえば、
おそらくTSUTAYAのレンタルランキングの
上位に「スーベニア」が入っていて、
あの赤を基調としたジャケットに
目を引かれたからだった。

一つ前の「色色衣」(2004)、
それ以降の「さざなみCD」(2007)、
とげまる(2010)、小さな生き物(2013)は、
2013年ごろに一気に聴いた。

ちょうど引っ越して通勤に時間が
かかるようになったから、
運転中のBGMだった。

なぜ、そこでまたスピッツ
選ばれたかというと、
2010年リリースのシングル「シロクマ」を
また聴こうと思ったからだ。

ついでに聴いていないアルバムも
合わせて借りてきた*2

社会人になったばかりの
一人暮らしをしていたときは、
よく家でラジオをつけていて、
たぶんヒットチャート番組か何かで
「シロクマ」が流れたのだろう。

当時はかなり仕事が忙しく、
「シロクマ」は疲れた身体に
よく効いたのだった。

仕事から帰った部屋で、
「シロクマ」を何度も聴いた。

MVのシロクマがかわいかったから、
Youtubeで観ていた。

あわただしい毎日 ここはどこだ? すごく疲れたシロクマです

自分に重なって、これがまた。

今すぐ抜け出して 君と笑いたい まだ跳べるかな

仕事を放り投げて、
好きな人のところに行きたいと
思いながら働いていたり。

惑わされてきた たくさんの噂と
憎悪で汚れた 小さなスキマを

社会の荒波に揉まれ、
もやもやしていた自分に刺さったところ。


www.youtube.com


先月からは、「醒めない」(2016)と
「見っけ」(2019)を聴いている。

逆に、「色色衣」(2004)より前の
アルバムは未聴なのである。


まとめると、
スピッツの第一の波は、2005年くらい、
第二の波が2013年くらい、
第三の波が2015年くらい、
そして今が第四の波といったところだ。

こうしてみると、忘れてはいたが、
思いの外、スピッツの音楽を
聴いてきたことに気づかされる。

きっかけはそれぞれあるけれど、
「なんかスピッツ聴きたい」って
身体が求めるような
感じがあるのかもしれない。

最近のスピッツの波は、
よく拝読している(いた)ブロガーさんが
ブログで紹介されていたのもあって、
その影響もあると思う。

またスピッツを聴くことが
できてよかった。

もう少しスピッツについて、
書きたいこともあるので、
そのあたりはまた後日に。