語る、また語る

いつもにプラスα

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ムダなく所用をこなす

ツレが晩酌のつまみに買っておいた、
生ワカメが残っていた。

捨てるのもしのびないので、
今日の夕ごはんに使おうと考える。

一緒に調理する材料は、
ここ数日食べたいと思っていた
「えのき」に決めた。

冷蔵庫にないから、
買いに行かなければならない。

でもそのためだけに外出するのは、
もったいない。

そういえば、
図書館で予約していた本が届いたのと、
叔父からの子どもたちへのお年玉を
母が振り込んでおいてくれたから、
それを子どもたちの口座に移すのも、
ついでにやってしまおうと決めたのがお昼くらい。

でも、何だか太陽が雲に隠れて寒くなってきたし、
気乗りしない。

早くしないと、
長男が小学校から帰ってきてしまう。

ウダウダしつつ、出発したのは、
もう長男の帰宅が30分後に迫っていた。

ぎりぎりすべてをこなせる算段だが、
少しあせる。
車は安全に運転しなければ。

まず図書館に行って、
予約していた本を3冊受け取る。

ついでに、長男とわたしが読みたい本で、
市内の図書館にない本の
リクエストも済ませる。

用紙に本のタイトルと氏名と
カードの番号を記入。

市内の図書館にある本より、
取り寄せには時間がかかるとか、
届いた連絡はいつもメールだけど
電話でもかまわないかなどの
説明を受ける。

それから、郵便局でお年玉を引き出し、
近くの銀行のATMに預けた。

あと10分ほどで長男が帰って来る。

スーパーに向かい、えのきを2つ買う。

2つあるレジの片方しか空いておらず、
しかも前のお客さんのカゴがいっぱいで、
少し待たなければいけないと
ガッカリしていたら、
もう一つのレジに通されたので、
うれしくなった。
間に合いそうである。

車で通学路を通ると、
長男が歩いて帰宅しているのが見えた。

何食わぬ顔で横を通り過ぎる。

まだあのあたりなら、
家に着いてから、
今週当番のゴミ捨て場の点検もできそうだ。
(汚れていたり、回収されていないものが
あったら当番が処理)

二か所歩いてまわって、とくに問題なし。

ほどなくして玄関のドアが開いた。

生ワカメとえのきと豚肉の、
和風炒めをつくるとしよう。