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くるり「魂のゆくえ」に、過去と未来を称えてもらう

くるり「魂のゆくえ」は、
過去と未来を称えるような
きらきらしたナンバーである。

跳ねるようなピアノと、
さくさくっとしたドラムの
ビートにのって届けられるのは、
くるり流のメッセージ。

どこでこさえたんだその傷は なんだか見てられぬ
何かの間違えじゃないだろか ああ何も言わないで

はじめから、泣けてきそうなほど、
思いやりにあふれている。

見るからに傷を負った相手に、
何も聞かないし、話さなくていいという
思いがこもった「何も言わないで」。

 

散らかりきる世界はここだけじゃないそうだ(知らないね)
君は知ってたんだ 勇敢なリズムで歩んてた

そうか君はここで 前の方を歩いてた
傷だらけになったら 明かりを照らせよ


傷を負う前は、
勇敢なリズムで歩んでいた君。
しかも、この歌を歌っている自分より前を。

「明かりを照らせよ」というのは、
傷だらけになったら、知らせてほしい、
教えてほしいってことかな。

輝かしい未来は 胸の中で咲く花のよう
そこで揺れたものは 魂のゆくえと呼ばないか

ここは、未来のことを歌っている。

魂は身体がなくなっても
生き続けると聞いたことがある。

込められた意味は、
わたしにはぼんやりしているけれど、
言葉の響きが綺麗で好き。

まぶしくもない さみしくもない
この世界を照らせ太陽
どこまででも追いかけるよ
時が流れ落ちても

太陽って「夢」のことだろうか。


「魂のゆくえ」を聴いていると、
過去があって未来があって、
今がある、ただそのことが、
うれしくなる。

MVがありました。
終始くるりのお二人のリラックスした姿は、
見ていて和みます。

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