語る、また語る

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ちょっとしたことで気落ちしたときの、言い訳のフレームワーク

ちょっとしたことで
いちいち気落ちする方だと思う。

いつまでも気落ちしていたければ
そうしたらいいし、
ちょっとしたことなら時間とともに、
気落ちの度合いも薄まっていく。

しかし、少しでも気落ちに
抵抗したいときもある。
そんなときは言い訳をしよう。


たとえば、先日次男が、
消毒用のアルコールを床にこぼし、
一部が白く変色するということがあった。

わたしはアルコールのそのような作用を
知らなかったため、かなり動揺した。

段ボールにアルコールを吹きかけると
やわらかくなるというのを
試そうとした長男を見て真似したのだが、
次男の手にアルコールが渡ったとき、
取り上げなかったことを悔やんだ。

30センチ角ほどの白い変色を見ながら
暮らすのは悲しいと感じた。

とっさに思ったのが、もう同じことは
繰り返さないだろうということだ。(1)

子どもたちにとっても、
アルコールは床を変色させるという
学びになったはずだ。(1)

人体に被害があったわけでもない。(2)

30分くらいは気落ちしていたけれど、
これらの言い訳を何回かすることで、
次第に気持ちは落ち着いてきた。


こんなこともあった。

人づてに聞いた知人のことで、
腹が立つことがあった。
悪気がないのはわかっているが、
気に障ったことに変わりはない。

しばらく苛立っていたが、
そんなことに気持ちを割くのは、
もったいなかったので、
いろいろ言い訳を考えてみる。

相手が、よく会う知人ではなく、
あまり会わない距離のある
知人でまだよかった。(2)

これからも自分からは
無理に接触はしないという教訓を得た。(1)

世代間ギャップによって、
どうしても意見が合わないことは
あることがわかった。(1)


その日は、ふと思い出して
蒸し返してしまうこともあったが、
夕方近くになるころには、
かなり気持ちも収まってくれた。


わたしがした言い訳を分類すると、
これからのためになるとしたもの(1)と
より深刻な状況と比較して
安心を得たもの(2)に分けられる。

(1)を「これからに活かそう系」、
(2)を「このくらいで済んでよかった系」
とでも呼んでおくことにしよう。

気落ちしたときは、
この二つのフレームワークを元に、
言い訳をして気持ちを立て直そう。

あまりヘビィなことには、
使えないかもしれませんが。


他にこんなのがあるよ!という方が
いましたら、教えてください。