語る、また語る

いつもにプラスα

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急がずとも足りている

足りないから得ようとするけれど、実はもう足りていたのではないか。あまりにあるのにそれでも足りないと感じるのは、周りの価値観からの煽りなのか。足りないのではなく、あふれていたからそうなったのではないのか。

何かを深堀りしたい、探りたいという気持ちはあってしかりではあるが、量があればというわけではなく、そこに丁寧さはあったのか。

すでに接したからと置いていくのではなく、ときに振り返りまたその出来事と話すことがもう少しあってもいいのではないか。

流れがはやく、気づいたら急いでいる。休むことは習慣になったが、休んでもまた急いでいる。自分のゆずれないものについては急ぐばかりになってしまうし、またそれがわりとすぐに得られるものであるからなおさらである。本を読まずに過ごす日が必要だ。