語る、また語る

いつもにプラスα

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顔のわからない誰かのことを、朝に思う

雲が行ってから、縦に二つ続く星にもう一つの星が並ぶ。目印にしている三つ星がない一月の空を泳いでいた目が、オリオン座の形をとらえる。寒波のためか、星が見えない日が続いた。

脇道だからこそ車が通る道もあれば、脇道だからといって車が通らない道もある。脇道だからといって車が通らない道を自分だけが使う。自分が車で行くなら大通りであるが、車で行かないならば、大通りより脇道を行きたい価値観と行動が意図せず合わさる。

窓を開けると、山の"ふもと"のバイパスを北にヘッドライトが流れていく。部屋との対比で外の冷たさを"より"感じる。年始はやはりヘッドライトの数は少なく、あのヘッドライトをたよりにハンドルを持つ顔のわからない誰かのことを、朝に思う。