語る、また語る

いつもにプラスα

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急がずとも足りている

足りないから得ようとするけれど、実はもう足りていたのではないか。あまりにあるのにそれでも足りないと感じるのは、周りの価値観からの煽りなのか。足りないのではなく、あふれていたからそうなったのではないのか。何かを深堀りしたい、探りたいという気…

葛藤は付きもの

個人がまとまり一つの集合をつくるが、その個人は決して均一ではない。そして何もかもが十分に満たされた集団などはない。それでもどうにかこうにか形にしていくのであって、そしておそらくこの葛藤は、完全でないものを受け入れがたく思う自分が生み出して…

悲観を楽観で包む

何かちょっとなあという相手の行動に、どういうつもりなのかありえないと一刀両断にしていたところを、相手にとっては理にかなった行動なのだろうと思い直すと、自分も少しは融通が利くようになったものだとひとしおである。すぐに苛立ちがまったく静まるこ…

充実を運ぶ

予定のない日は朝から眠くなる。やれることはいろいろあるが、ある時間までにどこに行くという予定がないだけで、身体の突っかかりがなく"でろん"としている。この眠気は歓喜によるもの、としてもおかしくはない。金木犀の香りのあった日となくなった日の切…

がんばらないためにがんばる

そんなにがんばらなくていいという声がありつつ、がんばらないためにどうするかとあれこれ考えている。がんばろうががんばらなかろうが、がんばってしまうのがまた私である。煩わしいことの最たるものは時間だ。それはその煩わしいことが時間を割いてでもや…