語る、また語る

いつもにプラスα

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帰宅途中で

ペダルを回して回して重さがなくなり、膝が浮く。県道を直進しようとしたところで、ぐらりと来て膝を派手に擦りむく。車が来たらひとたまりもない。それでもまた立って自転車にくらいつく。片側だけにある補助輪がコンクリートにこすれているかそうでないか…

聞くことがメインになる

音声配信を聞きながら、年末の用事をしていた。メインは用事であって、音声配信はサブであるはずだが、自分にとっては音声配信を聞くのがメインで、サブが年末の用事であった。音声配信を聞くときに空いている手を動かすために用事をする、もはやメインかサ…

顔のわからない誰かのことを、朝に思う

雲が行ってから、縦に二つ続く星にもう一つの星が並ぶ。目印にしている三つ星がない一月の空を泳いでいた目が、オリオン座の形をとらえる。寒波のためか、星が見えない日が続いた。脇道だからこそ車が通る道もあれば、脇道だからといって車が通らない道もあ…

音声と文章ではそのまま逆になる

私の場合、音声と文章はインプットとアウトプットがそれぞれ交差している。音声のインプットとは「聞く」ことであり、文章のインプットとは「読む」ことである。これらについて、音声は何かの道具を持ちながら"ながら聞き"できるけれど、紙の本や情報端末な…

一秒が十秒に匹敵する

曇天の元には一人も人がおらず、寒さだけがそこにある。誰にも会わずに広場を一回りする。日が照っていたならまた違った一日になったかもしれない。せせらぎに沿って歩き、水の流れは陽を受けて光っている。それを手ですくい、宙に投げると粒になる。粒にな…