語る、また語る

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「それではまた」を潔く見送る

メールを終わらせるとき、「それではまた」に対して「それではまた」の旨を返したくなってしまうのだが、中にはこちらの「それではまた」のみにて終わることもある。自分もできれば、終わりの挨拶を返したいけれど返せないこともあるし、どちらが良いなどは…

「双方の実り」を願う

ここに文章を書いて、置いておくことは、読むかもしれない誰かへの声援のようなものでもある。たとえば目下を駆け抜けていく走者に、液晶越しに繰り広げられる勝負に、何かを発し鼓舞することがある。別の声援と一体になって、相手には聞こえないかもしれな…

沖に出ていく

船着き場から渡船に乗り、沖に停泊している鉄を組み合わせた巨大な乗りものを目指す。全長は百メートルと少し。数分して横に渡船を付ける。デッキから梯子が下りてきている。次々に人が上がっている。綱をつかみ損ねて足を滑らせれば、そこは海。梯子に足を…

口笛を吹けるようになった

年明けから海外の児童書を次々に読んでいる。世界のどこかで暮らす人たちが描いた、多様な視点と風景に触れたいのだ。図書館の本棚から何を読もうか迷っても、海外で絞り込めるので選ぶのも少し楽だ。ある絵本で、口笛を吹けるようになった子どもが口笛を吹…

何に怒るか、見定める

つまり、自分が八つ当たりをやめるということである。会社で嫌なことがあった、また繁忙であったために、身内への態度が激しくなったり冷たくなったりする。体調が良くなく、他者の些細な言動に荒ぶる。大人間での苛立ちを子どもに向ける、またはその逆。こ…

「思う」も休ませる

締切が迫っていようが、お昼近くになって不具合が発生しようが、客先からの妙な問い合わせに頭を捻っていようが、昼休憩はやって来るのである。昼休憩のときにふと懸念を感じて、それについて考え出すともう休憩どころではなくなった。同僚たちと場を合わせ…

自分に合わせる

そんなに難しく考えなくてもと言われると、意外に思っていた。自分ではまったく難しく考えているつもりはないのに、相手には難しく考えていると取られている。相手はもっと簡単に考えているのかと自分がよくないことをしているような気になった。あるいは、…

曖昧さを謳歌する

文章を書いていても感じるが、自分は「ない」を使う頻度が高い。タイトルをつけて「ない」が入っていたら、これはいけないと思って変える。とはいえ「ない」を使いたくないわけではない。これは以下のような感じである。(5) とても使いたい(4)やや使いたい◁…

同も異も見出す

自分の何もかもをわかってもらえるような友人がほしいと思っていた。どことなく気が合ったり、共通点があるとすぐに間合いを詰めて、意見がぶつかりそうになると深入りしないようにした。「異」であることは疎外される恐怖に直結していたからだ。どうりで自…

自分の目線も気になる

50メートルくらい先から相手がこちらにやってくるときは、どこを見たらよいのだろう。まず、向こうに現れた相手に気づくと会釈したり手を振ったりする。そこからが迷う。そのまま相手を見るのか、相手は視界に入れつつ焦点を外すのか、自分の周りなどまった…

癒しのための言葉をつなぐ

同じようなことを表現を変えて繰り返し書いていると、ここ一年くらいの文章を読んで思った。拝読しているブロガーの方が似たようなことを書いていて、自分は違うはず、とタカをくくっていたけれどそんなことはなかった。新しいものが書けたつもりでも、時間…

言うだけ言ってみる

納得できないことがあるなら相手に伝えてみると、なんだそんなことかと、案外解決することもある。ある宅配サービスのポイント会員になるには、家族情報(氏名、生年月日、職業)の登録が必要だった。サービスの向上に使われるのかもしれないけれど、抵抗が…

君たちはいつも、斜め右

内容に大きな意味はなく、お互いに広げるつもりもなく、その場をつないでいるときにまで真剣にならなくてもいいのにと自分に対して思った。自分としては触れてほしくなくて、反らしたつもりが逆に情報を与えてしまい、相手に突っ込まれる様相になった。こち…

「わかったつもり」にとどまれない

自分の思いを言語化されたような文章に出会うと、まったく同じとはいわないが借りてきてしまって、借りてきたことに気づいていなかったり、同じ言葉を使っているとき。または空間を共にしている人と「しゃべり方」や「口癖」が似てきたとき。言葉を発してい…

「ふるい」としてのテレビ

テレビが家に来たのは、たしか中学生になったころだった。今はテレビのない家があっても特段珍しいとも思わないが、時は平成の始めである。テレビがないことが「差異」と見られることもあった。狭いところにいた、と思う。小学校に行くと、昨日のテレビの話…

批判を活かすために

「こうしたい」ではなく「こうしなくては」に沿って思考してきた。「こうしなくては」には、自分ではない誰かの意思も含まれていた。誰かの意思に従っていれば批判されることはないともくろんでいた。しかし画一的な集団から出ると、単純に言うと私の白はあ…

怒りに手をつける

体感だが、自分の大部分を占めるネガティブな感情は「不安」である。次はおそらく羨望、もしくは嫉妬だ。これらはもう趣味の域なので開き直っている。むしろ好意さえ持っている。ブログに散々ネガティブを書いてきて、ネガティブ感情は自分の本音を教えてく…

広大

庭に水仙の白い花が咲いた。秋に植えたチューリップの球根が発芽した。茶色やくすんだ緑色のグラデーションをつくりだしている自然が巡ろうとしている。それらは冬の色だと思われるが、生まれて初めて美しいと感じた。賑やかな春、鮮やかな夏、コントラスト…

歩いて探す

生まれて初めて名刺ができたときはうれしかった。かっこいい大人になった気でいた。客先への挨拶も決まり、名刺入れが必要になった。2010年、電車で百貨店に行った。三越と高島屋で名刺入れを探した。ポールスミスとかタケオキクチのお店に入った。ダコタも…

声に息をのせると安心する

発声を変えようとしている。ラジオのパーソナリティが、舞台稽古で演出家に、王の役をするのに語尾が弱いと指摘されたと話していたのを聞いてこれだと思った。不安なときは発声が弱くなり、その自分の声を聞いてますます不安になる。発声がメンタルを左右す…

恋愛しても、しなくても

12月24日と25日は恋人たちだけが主役ではない。しかし、何かこう見えない圧みたいなものがあって、恋人がいないと肩身が狭い感じがしていた。高校生になると家族といても寂しいと思った。友人から、恋人と約束があると聞いてうらやましかった。自分は特定の…

「誰かと比べて悲観する」への処方箋:自分宛て

中途半端に負けず嫌いで競争心が強かったのか、むしろ振り落とされる不安がそれらをかき立てていたのか、随分と尖っていたものである。思考は使えば使うほど強くなるという。誰かと比べて悲観的になることが得意になった。誰かと比べて悲観することは辛いこ…

断る勇気、断られる勇気

断れる方だとは思っているが、ものによってはあまりあてはまらない。そんな自分の、断れなかったことと断れたこと、そこから考えたことについて書きたいことを書いていきたい。 断れなかったペナルティ 10歳くらいのとき、「好きな人を言う」という遊んだ後…

新しい年の書きつけ

書きたいことは、むしろそんなに書きたいことでもなかったと思われた年の始めである。年が変わるときに眠りのなかにいるようになって久しい。カウントダウンイベントや初詣、外で過ごしたこともない。深夜に起きていられることに特別感があったころ、年越し…

呼吸と姿勢から、心に働きかける

「ものの見方」によって心に変化を促すことが内からの働きかけならば、外からの働きかけは「行動」であろう。体の不調は心にも影響する。心の不調は体にも影響する。心の方は既にいろいろと試しているため、このほど思い立って、体を変化させることにした。 …

マイナス思考が止まらない日にも、ポジティブはある

マイナス思考が止まらなく、一瞬この世の終わりのような感覚を持ったが、そんなことはなく、やれることはあった。以前の記事で、思考のスポットライトをネガティブなものに向けるかポジティブなものに向けるかは、自分で決めることができると書いた。ポジテ…

暮れてゆく

流石十二月、急に寒くなり、朝から暖房をつけるようになった。外から家に入ったときの、生活のにおいが少しこもった感じは、ああ冬だなあと思う。十五夜のころから、ダイニングテーブルの片隅にまるでオブジェのように鎮座していた皿に入った栗で、ようやっ…

ディスクジョッキー

中学生だったある夜、ラジオに結構真面目な投稿を送った。私は言わずもがなステレオタイプからものを見ていて、そこにDJは切り込んできた。これこれ(ある属性)だからこうだというのは、自分は違うと考えていると。投稿が読まれた後のことを想定していなか…

恒例

朝六時でも日の出前、起きるのが日に日に遅くなる。羽毛布団と毛布の組み合わせに、いつも負けている。ブログ投稿時間が後ろ倒しになる。年末のいろいろもそこそこだが、年賀状だけは別だ。何なら十月からデザインを探し始める。もう十年以上「しまうまプリ…

鵜呑みにせず対峙する

常識が何なのだ、と思うときもあるけれど、やはり常識にしがみついている。自分にとって悲観的なものでも、その悲観さへの抵抗が、この身を明日へ向かわせている。常識に従うのが常識として漫然と、見ようとしなかった自分の意思を思う。常識は変化するもの…