語る、また語る

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2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

殻を破る、心をひらく

悩みや不満を人に話すことに抵抗がある。おそらく、否定されるかもしれないという恐れと、相手は自分より大変だから…と勝手に判断して、ブレーキをかけているのだ。そうはいっても、話したくはあるので考えたところ、仕事でもないのだし、「ぼやかして、話せ…

葛藤に働きかける

そうしたいのにできない、自分だったらこうする、などの対自分、対相手の「葛藤」に消耗する。単に手元無沙汰だから、葛藤に目が行くのか。でも、それだけではないと思っている。むかしは、そもそも感情と向き合っていなかったために、あったはずの葛藤に気…

ポジティブを積み重ねて育てる

ネガティブが幅を利かせるのは、人の生存のために仕方のないことではあるが、あまりにネガティブばかりを拾っていたために、それが癖になっている。子どものころからネガティブなわりにはたくましく生きてきたつもりだったが、働きはじめてからはネガティブ…

大切にしているものを見つめる

左手首を負傷した。壁にぶつけただけだ。あんなところに壁がなければ。痛みから、いっとき車のハンドルも握れない、シフトレバーが動かせない、野菜が切れない、食器が洗えない状態になった。どうやら左手というのは、実際に動かす右手を「支える」役割を担…

落としどころが、わからない

先日出かけたときに、いいところもあるのだけれど、そこだけは、いただけないという思いを持った。自分の身近な人であっても、性格や行動などで首をかしげたくなることは、ひとつやふたつあるだろう。完璧な人はいないのだ。ネガティブな感情を抱いたという…

再会

残暑はきびしいけれど、涼しくなるとこんなにも身体が楽なのかと感じる。もう暑さにどう対応していたか忘れつつある。来年の夏が思いやられる。しばらくテーブルに並ばなかったりんごを購入し、数か月振りに包丁を入れる。切ってそのまま口に放り込んだら、…

頑なな感情の緊張をほぐす

知ろうとしていないということもあるが、かのマインドフルネスというものがよくわかっていない。先日読んだ本に、著者がマインドフルネスを実践した様子がわかりやすく書かれていたので引用したい。著者は臨床心理士になるための研修で感じた多くのストレス…

思考の舵を取る〜感情が事実とは限らない〜

感情は事実ではない、との見方がある。以下、ジュリー・スミス著、野中香方子訳「一番大切なのに誰も教えてくれないメンタルマネジメント大全」の一部を参考に書いていきます。 感情とは、脳が提示する選択肢の一つ 感情は推測であり、あくまでも選択肢の一…

転機から得た気概

転機というのは、人それぞれ、大小いろいろだけれど、私の直近で言うと、医者に行くほどに心が荒れたことである。大したことはない、そのことを少し書いておこうと思う。兆候は恐ろしかった。何せ経験したことのない類のことばかりだ。じっとしていることす…

自己鎮静(セルフ・スージング)としての会話

自己鎮静(セルフ・スージング)とは、辛い感情を経験しているときに安全を感じ、気持ちをなだめるための一連の行動です。先日読んだ「一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全 ジュリー・スミス著、野中香方子訳」に書かれていました。…

話して、離して、楽になる

辛い感情を人に話すと、楽になることがあります。この"楽になる"とはどういうことなのか、述べてみることにします。辛い感情を抱いている状態とは、重い荷物を手にしているようなものです。そのままにしておけば、手や腰などの身体に負荷がかかり、損傷が起…

夫という人間

人間は動物だから、動かないと調子が悪くなると言ったのは夫である。お酒のことしか頭にないと思っていたが、ふとこのような名言が飛び出すので、生きる意味のようなことを吹っかけたら、またそんな禅問答みたいなとはぐらかされた。彼は、私が棚に平積みし…

答えは自分の中にある。

ブログを始めてから、いくつもの個人的な問いへの答えを探してきた気がする。それは人との会話であり、本を開くことであり、誰かのブログを読むことであり、検索窓に文字を打つことだった。答えが見つかったようでもあったが、それらは他者の言葉だった。そ…

価値観の変化を覚悟する

ある日、バナナをパンにのせてほしいと子どもに言われた。何、パンにバナナだって。そんな文化はないのだけれど。パンといえば、バターかとろけるチーズ。バナナといえば、そのままかヨーグルトでは?ひとまずバナナを輪切りにして、縦3個横3個合わせて9個を…

心遣いへの謝意と弁解

仕事に病的に没頭しすぎて、暑さや寒さのみならず、季節を感じることも上の空だった。夏はこんなに汗をかくほど暑かったのかと、体に目を向けられるようになった自分をかみしめている。季節の感覚を楽しむことを覚えつつある。随分もったいないことをしてき…

気分屋な感情とともに

「ネガティブな感情は、ある脅威から自分を守るために発動されている」と説いたところで、すぐにそれらが一掃されるわけではない。自分はネガティブな感情を持て余してしまいがちなので、そのうち忘れるとわかってはいても、渦中にいるときはダメージを受け…