語る、また語る

いつもにプラスα

2023-01-01から1年間の記事一覧

村田沙耶香『きれいなシワの作り方~淑女の思春期病』を読んで~私の自意識あらいざらい~

「自意識」のことを書くにあたって、図書館の蔵書検索で「自意識」と検索する自分は、自意識が高いと自覚している。ブログに書く前に、どなたかの書かれた自意識についての所見とか、学問的理論とか雰囲気のようなものを確かめておきたくなる。ある程度、何…

相手との違いは、尊い。

自分と相手の共通点を見つけようとしてきた。ぴったり重なるものを、完全に同じところを。探せば探すほど、なかった。まったく同じは、なかった。似ているはあった。違うところも、たくさんあった。探せば探すほどあった。これまでは、自分と違ったり、価値…

メンタルダウンしてよかったことは、子どもに頑張りを押し付けなくなったこと

メンタルダウンしてからというもの、だましだまし、もしくは、どうにかこうにかやっていくことを覚えながら現在に至っている。思えば、別にメンタルダウンしていようがいまいが、そうやってきたことに変わりはなかったのだが。さて、メンタルダウンして参っ…

視野が広がる小話~宇宙空間の中心はどこか~

宇宙は、どこも同じで、中心はないと考えられています。(中略) ボールを手に持って、その表面をよく見てください。ボールの表面の中心は、どこでしょうか?ボールの表面はどこも同じで、中心はありません。宇宙もボールと同じように、どこも同じで中心がな…

ちょっとしたことで気落ちしたときの、言い訳のフレームワーク

ちょっとしたことでいちいち気落ちする方だと思う。いつまでも気落ちしていたければそうしたらいいし、ちょっとしたことなら時間とともに、気落ちの度合いも薄まっていく。しかし、少しでも気落ちに抵抗したいときもある。そんなときは言い訳をしよう。たと…

暫定、片づけはあきらめた

「何これ?引っ越し?」長男の友だちが、玄関を開けるなり発したセリフだ。思わず吹き出しそうになった。引っ越しなんて、そりゃあないよ。子どもは、ときとして本質をついてくるのだから、まったくもう。春休みに入ったばかりで、もう使わない教科書や、一…

ブログ更新の時間を、早めるか否か

ブログ更新の時間は、だいたい朝の7時20分ごろと決めていた。理由は次のとおり。◯なぜ朝か?・一晩寝かせて、読み返したい。・何となく通りすがりの人にも、読んでもらえそう。・アクセスが一日のモチベーションにつながる。◯なぜ7時20分か?・長男が登校し…

トリプルパンチの日曜日

わるいことは重なる。予想できないこともある。そして、忘れたころに起こる。朝、洗濯機からネットに入った洗濯物を取り出していたら、いやに重い。いつもの2倍以上である。よく見てみると、子どものズボンにそれはもう膨れ上がったムーニーマン(乾いていた…

「はてなブックマーク新着エントリー」に載る、アクセスが10倍になる~お礼と雑感~

先日、「はてなブックマーク新着エントリー」なるものに、掲載されました。自分は、はてなブックマーク をあまり見ないのですが、やはりチェックされている方は多いのでしょう。1日の最低アクセス(直近一か月)に対して、10倍のアクセスがありました。過去…

ブログの購読について、思うことを綴る

お題「ブログはいくつ購読(読者登録)してますか?」2023年5月17日時点で、147のブログを購読しております。せっかくなので、お題に便乗し、ブログの購読について、思うことを綴りたいと思います。 ブログを読むのは楽しい 購読しているブログのすべてが毎…

「認められたい」に区切りをつける

「認められたい」気持ちというものは、あたりまえにあるものです。別に「認められたい」と思うことは、わるいことでも何でもないでしょう。近しい人に認められたい、一員になっている組織に認められたい、漠然と社会に認められたいという人も、いるのかもし…

期待して落胆しないか、そもそも期待をしないのか

ふと思ったのだが、こちらが親しみをもっている相手には、「期待しない」より、「期待して落胆しない」というスタンスの方が自分に合っている気がした。相手にこうあってほしいと期待をするから、そうでなかったときに腹が立つ。だから期待するのをやめて、…

これから先、何をするか

もう少し早ければ違った、もう少し遅ければ違った、どちらも過去の決断あっての今なので、早かったら今の状況はないし、遅かったと思う状況をつくりだしたのは、その決断をしたからである。どうしようもないことは、どうしてもある。得たものもあるし、選ば…

好きなものを100個まとめてみる

お題「好きなものを100個、ひたすら書き出してみる」おもしろそうだったので、やってみました。好きなもの100個・ゆるいつながり・よもやま話・大晦日・除夜の鐘・元日・お雑煮・握り寿司(マグロ)・握り寿司(中トロ)・握り寿司(真鯛)・握り寿司(たま…

朝は魚

いつのころからか、朝は魚を食べるようになった。地域柄、スーパーには地魚が豊富に並んでいるし、魚は好きで美味しいし、何より「楽」だからだ。切り身ならフライパン(!)で焼くだけ。一匹(さばいてあることが条件)なら、醤油と酒とみりんで煮るだけ。…

忘れたなら何度だって見つけよう

次男に車でピタゴラスイッチのうたをリクエストされたけれど、オーディオを操作して気になったGOOD BYE APRIL(バンド)の「ARMS」を流し始める。次男のリクエスト、完全無視。 www.youtube.com 日差しが強くなってまぶしさを感じる5月に、シンセサイザーの…

風邪をひかないように、ほどほどに生きたい

むかしからどちらかというと、風邪をひきやすい。わたしの風邪のパターンは決まっていて、まず喉が痛くなってきて、悪化すると、鼻に移り、咳が出ることもある。ためしに、昨年の受診歴をみてみよう。5月下旬 耳鼻科を受診、一週間で治る9月中旬 同じく一週…

収入は無いけど、時間は有る。

ほしいCDがあった。このCDを買えるだけの収入が今のわたしにはないので、出すなら共働き時代の貯金からになる。そんなことを考えていたら、急に働きたくなってきた。数時間でもいいから有償労働をして、CDを買えるだけの収入がほしいと思った。あれだけ自分…

たとえ自分が晒されようと、ブログを書く

昨年読んだ「今すぐ書け、の文章法」(著者:堀井 憲一郎)において、「文章を書くということは、自分を晒すことである」というような旨が述べられていた。個人的なことを書いたブログというものは、まさにそうだと思う。見る人が見れば、その人が書いたブロ…

日常系映画には、リアリティがほしい

映画は「つくられたもの」である。しかし、リアリティがあってほしい。特定の映画を批評したいわけではなく、映画全体としての話だ。わたしが映画に求めるもののひとつが、リアリティというわけなのだ。ファンタジーとか、アクションとか、SFといったジャン…

Ring Ring Lonely Rollss「Slow Time」~あぶり出されるのは、今という刹那~

まとわりつくようなボーカルが耳に残って離れず、しばらく音に包まれているようだった。東京と埼玉で活動しているバンド、Ring Ring Lonely Rollss(リンリンロンリーロールズ) 。「Slow Time」は、松居大悟監督、山崎ナオコーラ原作の映画「手」の主題歌だ。…

自尊心を見つけにいく

結局、あなたの自分に対する信念はあなた自身の信念ではなく、あなたに最も影響を与えた周囲の人たちの信念を反映したものにすぎないのだ。 ジェリー・ミンチントン著、「うまくいっている人の考え方」の自尊心についての記述である。学生のときのわたしの自…

経験を味わい、幸福感を高める

以前読んだ日経新聞の記事に、「幸福感を高めるためには、経験を味わうのがよい」と書かれていた。そこでは、人と一緒に味わうことに着目されていたけれど、自分一人であっても、経験を味わうことは可能だろう。経験を味わうということは、過去、今、未来す…

悩むことに、飽きました。

半年くらい悩んでいることがあったけれど、ここへ来てもう悩むのが面倒になってきた。悩みについて考えることを、脳が拒否しているようである。悩んでもどうしようもない悩みではあるが、何とも珍しい、わたしのなかでは新しい感覚である。これが、「悩むこ…

ブログの手応えと次回に向けて

2月にこちらの記事を書いてから、じわじわ検索から読みにきていただいているようだ。 とはいえ、ツアーがファイナルを迎える4月末を過ぎると、アクセスも収まるかなと思っている。*1数年ぶりにライブに行くことができて、ブログにできたことは、よろこばしい…

子どもの遊びを見て思ったこと

長男(小二)が近くの公園で友だちと遊んでいると、次男(年中)も必ずといっていいほど、一緒に行きたがる。それはよいのだけれど、次男はまだ一人にしておくのには幼いため、わたしか夫が公園についていくことになる。危ない行動をするかもしれないし、ふ…

絵本『かなしみがやってきたら きみは』~かなしみに親しむ~

小さい男の子とかなしみのはなし。男の子とかなしみのやりとりをとおして、かなしいときにどうしたらいいかのアドバイスしてくれる絵本です。かなしみは、手足があって丸っこいおばけのようなかたちをしていて、アタッシュケースをもって、からやってきます…

ブログに書かれないことの方が多い。

読んだ本についてブログに書くことがあるが、すべてを書いているわけではない。自分の中で学びがあったり、心から人に勧めたいものだけを選んでいる。だからブログに書いた一冊の本の裏には、ブログに取り上げられることのなかった何冊もの本がある。ブログ…

しあわせのハードルは低い

一日のおわりに、今日のよかったことを思い出すと、前向きになれるというのは、よく聞くはなしである。わたしにとって、それはとても簡単である。なぜなら、「ごはんをおいしく食べられた」というのが、いつも思い出されるからだ。「ごはんをおいしく食べら…

感情の強弱についての気づき

感情には強弱がある。たとえば、「怒り」ひとつとっても、少しのイライラと、腹わたが煮えくりかえるのとでは、レベルが違う。わたしの感覚だが、前者がレベル1(最小)だとすると、後者はレベル5(最大)。少しのイライラは、その場所から離れたり、別のこ…