語る、また語る

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2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

言うだけ言ってみる

納得できないことがあるなら相手に伝えてみると、なんだそんなことかと、案外解決することもある。ある宅配サービスのポイント会員になるには、家族情報(氏名、生年月日、職業)の登録が必要だった。サービスの向上に使われるのかもしれないけれど、抵抗が…

斜め右を行く

内容に大きな意味はなく、お互いに広げるつもりもなく、その場をつないでいるときにまで真剣にならなくてもいいのにと自分に対して思った。自分としては触れてほしくなくて、反らしたつもりが逆に情報を与えてしまい、相手に突っ込まれる様相になった。こち…

「わかったつもり」にとどまれない

自分の思いを言語化されたような文章に出会うと、まったく同じとはいわないが借りてきてしまって、借りてきたことに気づいていなかったり、同じ言葉を使っているとき。または空間を共にしている人と「しゃべり方」や「口癖」が似てきたとき。言葉を発してい…

「ふるい」としてのテレビ

テレビが家に来たのは、たしか中学生になったころだった。今はテレビのない家があっても特段珍しいとも思わないが、時は平成の始めである。テレビがないことが「差異」と見られることもあった。狭いところにいた、と思う。小学校に行くと、昨日のテレビの話…

批判を活かすために

「こうしたい」ではなく「こうしなくては」に沿って思考してきた。「こうしなくては」には、自分ではない誰かの意思も含まれていた。誰かの意思に従っていれば批判されることはないともくろんでいた。しかし画一的な集団から出ると、単純に言うと私の白はあ…

怒りに手をつける

体感だが、自分の大部分を占めるネガティブな感情は「不安」である。次はおそらく羨望、もしくは嫉妬だ。これらはもう趣味の域なので開き直っている。むしろ好意さえ持っている。ブログに散々ネガティブを書いてきて、ネガティブ感情は自分の本音を教えてく…

広大

庭に水仙の白い花が咲いた。秋に植えたチューリップの球根が発芽した。茶色やくすんだ緑色のグラデーションをつくりだしている自然が巡ろうとしている。それらは冬の色だと思われるが、生まれて初めて美しいと感じた。賑やかな春、鮮やかな夏、コントラスト…

歩いて探す

生まれて初めて名刺ができたときはうれしかった。かっこいい大人になった気でいた。客先への挨拶も決まり、名刺入れが必要になった。2010年、電車で百貨店に行った。三越と高島屋で名刺入れを探した。ポールスミスとかタケオキクチのお店に入った。ダコタも…

声に息をのせると安心する

発声を変えようとしている。ラジオのパーソナリティが、舞台稽古で演出家に、王の役をするのに語尾が弱いと指摘されたと話していたのを聞いてこれだと思った。不安なときは発声が弱くなり、その自分の声を聞いてますます不安になる。発声がメンタルを左右す…

恋愛しても、しなくても

12月24日と25日は恋人たちだけが主役ではない。しかし、何かこう見えない圧みたいなものがあって、恋人がいないと肩身が狭い感じがしていた。高校生になると家族といても寂しいと思った。友人から、恋人と約束があると聞いてうらやましかった。自分は特定の…

「誰かと比べて悲観する」への処方箋:自分宛て

中途半端に負けず嫌いで競争心が強かったのか、むしろ振り落とされる不安がそれらをかき立てていたのか、随分と尖っていたものである。思考は使えば使うほど強くなるという。誰かと比べて悲観的になることが得意になった。誰かと比べて悲観することは辛いこ…

断る勇気、断られる勇気

断れる方だとは思っているが、ものによってはあまりあてはまらない。そんな自分の、断れなかったことと断れたこと、そこから考えたことについて書きたいことを書いていきたい。 断れなかったペナルティ 10歳くらいのとき、「好きな人を言う」という遊んだ後…

新しい年の書きつけ

書きたいことは、むしろそんなに書きたいことでもなかったと思われた年の始めである。年が変わるときに眠りのなかにいるようになって久しい。カウントダウンイベントや初詣、外で過ごしたこともない。深夜に起きていられることに特別感があったころ、年越し…