語る、また語る

いつもにプラスα

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声に息をのせると安心する

発声を変えようとしている。

ラジオのパーソナリティが、舞台稽古で演出家に、王の役をするのに語尾が弱いと指摘されたと話していたのを聞いてこれだと思った。

不安なときは発声が弱くなり、その自分の声を聞いてますます不安になる。発声がメンタルを左右するのだ。それなら、発声はメンタルの支えになると思った。

呼吸と姿勢を変えることで、体の部位を思ったとおりに動かすことの面白さも感じていた。

katari-mata-katari.hatenablog.com

 

そもそもパンデミックで、知らないうちに声の出し方を忘れていた。どうしても物理的に話しにくいし、そもそも大きい声を出すことも減った。適応障害になったこともあり、ますますはっきりとしゃべらなくなっていた。


自分は、合唱をしていた人間である。
声を遠くに届けるためには、吐く息に声をのせる必要があった。

言葉の終わりまで息をのせ続けると、弱い声にはならない。
腹式呼吸も意識するといいかもしれない。

声のトーンと話す速度も大切にする。
自分は不安になると、声は高めになって早口になる。呼吸が浅くなるのだ。

そこで敢えて、低めのトーンにして、ゆっくり話す。

声も自分でコントロールできるのである。

そうした自分の声を自分が聞く、思ったように声を「出せている」という安心感にさらに安心を得る。