2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
本を選ぶのに時間がかかる。むしろ、読むよりも選ぶことに情熱を注いでいるかのように思えてくる。これといってよく読む作家さんがいないということもあるのだろう。本屋さんに行き、タイトルに惹かれて手に取り、帯の紹介文や推薦文を読んでも、まずそこで…
グチがどういったものか、わからないまま生きてきた。友人から、「グチ、聞いてくれてありがとう」とささやかに感謝されたり、同僚から、「すみません、グチでしたね」と断りを入れられたりしてきたけれど、いまいちしっくりきていなかった。今では、グチと…
気になる俳優さんがいる。長谷川博己さんと高橋一生さんだ。映画やドラマやテレビ番組に出るとわかれば、内容によっては、観たりすることもある。舞台もやられたりしているので、いつか行きたいと思っていたりする。お二人のビジュアルが好み(軽薄)なのだ…
SF映画はあまり観ない。思い浮かんだのは、中学生くらいのときに観た「ジュブナイル」*1。ストーリーはうる覚えだが、ロボットと子どもたちの、ひと夏の冒険といった感じだった。なぜ観に行こうと思ったのかは忘れた。香取慎吾さんが出ているからだったかな…
ここのところ、立て続けにトマトをいただいた。いわば夏の風物詩ともいえるありがたいやりとりである。キュウリもあったが、圧倒的にトマトが多かった。(それにしても、夏のいただきもののキュウリって、とても巨大化していますね。)トマトはそんなに日も…
外で働いているから、家事がおろそかになっても言い訳できる。これは、仕事を続けるたしかなモチベーションの一つではあった。働いていたら、「仕事で疲れてるから」という大義名分が立つと思って、逆に堂々としていたかもしれない。私は、掃除も料理も洗濯…
私は、いい人でありたいと思うあまり、怒りや哀しみを感じても、笑おうとしてしまうところがあった。いつも笑っている人が、いい人なのかと言われると、何か違う気もするが、外面は努めてそのようにふるまっていた。だから、人あたりがいいと言われたことも…
クローゼットの天袋の上、ニトリの衣類収納袋の中にそのTシャツはある。もう20年近く着ていないし、これからも着ることはないであろういわゆる思い出の品というやつだ。高校の体操服である。Reebokのもので、背中に"〇〇 high school"と緑の文字。白いTシャ…
高校生のとき、ラジオから聴こえてきた。バンド名も初めて聞いた。歌詞が自分のことみたいだった。 厳しい大人の社会ではいつものように無力だった意味があろうとなかろうと想えるように生きたかった いつの日か胸を張って「帰ってきたよ」そう言いたくてい…
満たされない、何かが足りない。そう思っていたのは、17歳のころ。いや、自分は何がほしいか、わかっていた。でも、手に入らない。そんな置き場のない石ころみたいな感情を抱えきれなくなりそうになったときは、いつも音楽を聴いた。音楽を聴いていると、少…
ラジオを聴きだしたのは、小学校5年生くらいのときだった。何もすることがなくて暇だと言うことが多かった私に、「それならラジオでも聴けば?」と母から小さいラジオを渡された。「本でも読めば?」は響かなかったのに、ラジオはなぜか特別だった。それから…
ここのところ、GOOD BYE APRILの曲を片っ端から聴いているのだが、何か聴いていたら、頭の中で別の曲が流れたということがあった。その曲によって、私の音楽メモリからある曲が引っぱり出されたという感じだ。というわけで、GOOD BYE APRILの曲が連れてきた…
新しい掃除機を買おうと思っている。今使っているのは、サイクロン式のコードにつなぐタイプ。Panasonic製だ。軽いところと、ハウスダスト発見ランプが気に入って、7年ほど前に購入した。ハウスダスト発見ランプとは、掃除機をかけたときに、花粉などの見え…
最近よく聞いているGOOD BYE APRILのアルバム「Xanadu」。このアルバムの曲は、"僕と君"の二人を中心にした、ラブソングが多い。ラブソングなんだけど、日々を過ごす中で感じたことがサラッと織り込まれているから、ただただ日々を生きている私が聴いても、…
たまに床そうじがしたくなる。掃除機をかけた後に、派手に雑巾がけをするのだ。先日も床掃除欲がわいてきて、クーラーもかけず、一心不乱に一階の床を拭いて回った。掃除機で吸いきれないほこりや、外から入ってくる細かい砂、汗や皮脂などを一掃できたはず…
シティポップについての本から、GOOD BYE APRILというバンドを知り、車で聴いている。 katari-mata-katari.hatenablog.com 中でもアルバム「Xanadu」(ザナドゥと読む)をリピート中である。このアルバムは、非常によくまとまっていると思う。そして、何がい…