語る、また語る

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2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

刺激をブログにぶつける

親にとって、夏休みは開催されるものだ。子どもが小さいうちは、過ごし方のやりくりや送迎、あとは昼ごはんの準備とか、もう毎日イベントをやっている気分である。気が立っているのか、甘いものに手が伸びる。食欲全般が増す。そして、ここまで珍しく7日連続…

銘菓は、武田信玄のお餅

故郷の銘菓といえば、信玄餅。 「武田信玄が非常食として戦に持って行った」ことから広まったようです*1。 「信玄餅」って、真っ向勝負のネーミングですね。覚えやすいでしょうが。帰省のときのお土産によく買っていましたが、誰かの家に呼ばれたときの手土…

塩レモン飴をもう一度

夏の建造現場というものは、口にするのもはばかられるくらい、本当に過酷だと思う。数えるほどしか現場に行ったことのないわたしのような者は、現場の人間から言わせれば、過酷の"かの字"もわかっていないはずである。技術部門にいた自分が、勉強も兼ねてま…

楽に相手の話を聞くには〜否定も肯定も共感もしない〜

子どもの同級生の親同士でやりとりをする機会があったのだが、子どもの得意なことの話題になると、こちらも何か子どものいいところをアピールしたくなってきて、実際にした。そうなんですね、と返すこともできたのだが。傾聴とは、相手の話をそのまま聞くこ…

自転車を漕ぎながら

午前10時過ぎ、一日の頂上を目指す太陽を仰いで、土手で自転車を行く。なだらかな上りになっている川沿いを進んでいくと、視界に入る家々が、田畑と小さい山に変わる。地面から湧き上がる熱気と、風を体に受けながら緑に包まれているのは、心地がよい。とき…

「反応しない」にパワーを使う

体調が万全だったのは、20代半ばくらいまでだっただろうか。働き始めたら、肩こりや目のつかれは常態、30代半ばを過ぎたら、体のどこかが痛くなったり、睡眠の質の低下を感じたりしている。7月は、半分くらいあれに振り回されているので*1、まあまあといった…

アートとしての踏切

5歳の次男が踏切に目覚めた。踏切の写真が載っている本を子どもなりに熟読し、動画に目を輝かせ、踏切の見物に行きたがる。近くに踏切もあるので、車で通るときはうれしそうだ。踏切の遮断機が下りると、もっとうれしそうだ。外出からの帰り道に、今日はあの…

夏に立ち向かう

エアコンをつくっている小さい会社の片隅にいたのにもかかわらず、エアコンの風が得意ではない。特に冷房。どうもあの人工的な風は、好きになれない。しかも自分は体温が低いため、冷房の効いた部屋にずっといると、体調にもよるけれど、気分はよくない。毎…

口外したことは、意に反して広まることもあると思っている

自分はここだけの話だと思っていたのに、しばらくすると別の人が、そのことを知っていることがある。軽口の友人がいて、学生時代に少し困っていた。他の人には言わないでほしいと念押ししなかったのは、自分だけど。たぶん思い当たらないだけで、若かりしこ…

完全なる油断

どうやら、奴にしてやられたらしい。そうとは知らず、普通に受診して、薬局に行って、「暑くなりましたね」とか話して、のん気に帰ってきてしまった。希望したらできたかもしれないが、平熱なので検査もされず。次男のお迎え以外は、数日外出もせず寝ころん…

質問に必要なのは答えなんだけどなあ

「夏と冬どっちが好きですか?」「さいきん暑いですよね。 蝉も鳴き出しましたし、もう夏ですね。 あ、冬の方が好きです」何かを聞かれたとき、余計なことを口走ってしまう。ここで必要なのは、「冬の方が好きです」だけである。相手からしたら、夏と冬どち…

「自分自身から」逃げていいとき

「そんなに悩むのはよくない」医者が口にした一言に、不快感を覚えた。悩まないですむならそうしたい。わたしは一応、病人なのだから、否定せずに話を聞いてくれてもいいのに。と、これはむかしの見方で、医者はわたしを否定したわけではなく、"そんなに悩む…

因縁の4桁

誕生日、好きな数字、名前など、車のナンバープレートを自分で決める人もいる。わたしは、割り当てられたものをそのまま使っているが、10年くらい前に、車を乗り換えたとき、一つだけ気がかりなことがあった。携わった製品と同じだったらどうしよう。自分た…

自分で選ぶという視点

行きたくもない誘いがあったとして、けれども、事情により参加しなくてはならないことがある。たとえば職場の個人的な集まりなど。なんか出なきゃいけない雰囲気があったりして、断りづらかったものだ。行かなかったら、職場の人にいいようには思われなさそ…

色を帯びた日常と

長いこと、空を眺めていなかった。波の音も水平線も無視した。草木には気づかず、花は冬には咲かないと思ってた。雨は、そこかしこに絵の具を重ねるように降っている。濃緑になった小庭。静かだった。水滴が地に落ちて弾けている。目に映るものは、こんなに…