5歳の次男が踏切に目覚めた。
踏切の写真が載っている本を
子どもなりに熟読し、
動画に目を輝かせ、
踏切の見物に行きたがる。
近くに踏切もあるので、
車で通るときはうれしそうだ。
踏切の遮断機が下りると、
もっとうれしそうだ。
外出からの帰り道に、
今日はあの踏切に行きたいと
わざわざ遠回りさせられている。
長男とともに、
車と道路標識は通ったが、
踏切と来たか。
次男に付き合っていると、
自分にも素質があったようだ、
それなりにおもしろい。
別に有名でもない、踏切であっても、
一つとして同じ踏切はないのだ。
その踏切にしかないオーラがある。
日常にあたりまえに目に入る踏切が、
突如として輝き出した、すごい。
踏切は、挟んで両側から
違った見え方をするので、お得感がある。
警報灯も、丸っこいむかしからのものと、
提灯みたいな全方向型があると知って、
踏切での注目ポイントが増えた。
一方向に二つ付いているスタンダードな
警告灯で、上下に並んでいるタイプが、
点灯時に向かい側とあべこべになる*1踏切を
発見したときはアートだと思った。
次男の踏切ブームは、
しばらく続いてくれるだろうか。
一人でも楽しむようになったら、
それは本気のやつですね。
*1:一方が上から点灯開始するのに対して、もう一方は下から開始される。