2023-11-10 空 雑記 9月のアウシュヴィッツは快晴だった。自分で行くと決めたはずだが、早く立ち去りたくてたまらなかった。なのに隅から隅まで見て周った。とても広く思えて、鳥のさえずりだけ小さく響いていたように感じた。駅から向かうタクシーで、こんなに小さいのに大人数乗っても大丈夫なのか、とか、時間通りに着くのかとか尋ねた。運転手は得意気にそしてにこやかに、「No problem !」と何度も返してきた。私にはこれしか書けない。15年以上経っても。