語る、また語る

いつもにプラスα

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暮れてゆく

流石十二月、急に寒くなり、
朝から暖房をつけるようになった。

外から家に入ったときの、
生活のにおいが少しこもった感じは、
ああ冬だなあと思う。


十五夜のころから、
ダイニングテーブルの片隅に
まるでオブジェのように鎮座していた
皿に入った栗で、ようやっと
栗ごはんをつくった。

そこそこ縮んでいたけれど、
まあなんとか鬼皮と渋皮を処理して、
炊飯器に調味料とともに投げ込んだ。

塩味を恐れすぎて薄味だったことを除いて、
水加減もろもろも問題なし。
初めてつくったにしては上出来であった。

蓋をあけたときに香ばしい湯気に包まれて、
お寺にある常香炉のように、
いらないものがそぎ落ちた気になった。
常香炉は湯気ではなく煙だけど。


唐突だが、来年は演劇を観に行く。
まだ何を観るかわからないが、
何かは観ようと決めている。

紫式部が主人公の大河ドラマ
「光る君へ」も一年通して追いたいと
思っている。

全て見届けるのは「麒麟がくる」以来。*1

あとは、「天地人」と「龍馬伝」と
「江」は完走した。
「新選組!」と「八重の桜」は、
結末がわかっているため
途中で切なくなってきて離脱。

毎年、序盤は見ても、
一年気力が続かない始末。

漫画「ブラック・ジャック」のドラマも
待ち遠しい。


次の年のことを考えていたら、早々に
やりたいことを書きたくなってしまった。


思えば、私がブログを始めたのも
十二月であった。

年が変わったらなんてもったいない、
やりたいと思って、できるなら、
待たずにすぐに始めたらいいのだ。

*1:正確には、桶狭間の戦いの回だけは悲しくてどうしても見れなかった。