語る、また語る

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話して、離して、楽になる

辛い感情を人に話すと、
楽になることがあります。

この"楽になる"とはどういうことなのか、
述べてみることにします。

辛い感情を抱いている状態とは、
重い荷物を手にしているようなものです。
そのままにしておけば、手や腰などの身体に
負荷がかかり、損傷が起きるかもしれません。

重い荷物を自分から離れたところに置くことは、
物理的に負荷を取り除くことになりますが、
まずは自分が重い荷物を持っていると認識し、
どう運べばいいか決めるためにも、
その中身を明らかにする必要があります。

その方法が言語化です。

何がどのように辛いのか、
なぜ辛いと感じるのかなどを言語化します。
これらは今のところ自己流でやっています。

言語化することで、重い荷物の中身をすべてでは
ありませんが、詳しく知ることができます。

そのあたりが分かったところで、
荷物を置きに行きます。

この荷物を置くという行為が人に
話すことであったり、よく言われるように、
筆を走らせることやブログを書くことになります。

頭の中だけでする方もいるのでしょうか。

いざこれらを使って言語化してみると、
言語化している最中に、辛い感情について
また新しい側面に気づくこともあります。

とにかく、辛い感情を言葉にして客観視し、
重い荷物を置くように自分から離すことで
身体にかかる負荷が減ったとき、
「楽になった」と感じるのだと思います。

なお、辛い感情を話すといっても、
ただ離れて見ないようにするのではなく、
向き合った上で言語化して自分から離した方が、
人にもよりますが、経験として根本的に
楽になる気がしています。

次は、人に話すことによる、
もう一つの楽について書いていきます。