語る、また語る

いつもにプラスα

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子は親を真似る

「(りす組*1の友達に)ありがとう言っておいてね」と子に頼むと、その友達がいないのにその場で「ありがとう」と言うものだから、「あなた(子の名前)から友達(友達の名前)にね」と加えた。文脈から内容を読み取ってもらえないときがありつつ、そんなことがあると、自分はまた主語と目的語を省いたのだと気づく。もう癖なのだと思うが、指示するときはせめて5W 1Hを云々である。

話し方を大胆に真似されていると思えなくもなく、ときどき「はさみ」とか「パン」とか名詞だけで子から指示がある。せめて「はさみを取って(ください)」とか「パンを焼いて(ください)」まで言わないと私は動かない。「それがどうかした?」と差し戻し、だいたい「わかるやろ」と来るので「わからん」と返して、ようやく「パンを焼いて(ください)」を引き出すようにと会話は往復する。

*1:仮名。