語る、また語る

いつもにプラスα

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自分が楽しみながら話す

話したい人と話せない、という人に天気や気温の話をするようにすすめたものの納得しきらず、じゃあ別の人に聞いてみようと話しに行き、「相手との共通点を探して話す」と助言されすっきりした顔をして帰ってきた。本人の好みかもしれないが、「その場にあるものを話す」と抽象的に助言したら、本人が具体的に考えたのだろうかと思ったりした。

たしかに自分が若かったとき、天気や気温の話なんてあまりしていなかった。仲のいい友人なら、とにかく相手を笑わせたくて、自分の軽い失敗や出くわしたおもしろいことを話した。クラスメイトの話に加わりたいときは、誰かが話したことに質問したり、感想を言ったりした。

とはいえ、返ってくる反応から相手の感触がわかるという点で、天気や気温の話も侮れない。相槌だけなのか、何か加えて話してくるのか、声の感じや表情から相手のの人柄やそのときの調子もうかがえる。

自分のことではあるが、相手に変に思われないかなど緊張していると、言葉のアクセントが逆になったり、言葉が出てこなくなったりするので、気楽にいきたい。

あとは、話しているのが自分ばかりになっていたら聞く側に回るとか、細かいことはいろいろあれど、まずは自分が楽しむのがいいのだろう。あの人が話したい人と話せたらいいのだが。