語る、また語る

いつもにプラスα

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どうにもならないままで居る

へたってくると隙あらば嘆きたくなってくるが、嘆きばかり言っている人とも思われたくないので、話したくないわけでもない話せることを話して戻ってくる。

一人で嘆いているのではどうにもならずそれは独り言で、嘆くことによるけれど、やはり誰かに投げかけて何か返ってくることには敵わない。

嘆きたいときに嘆けるわけでもなく、相手に都合がつかなかったりもするので、どうにもならないことを持ちながら、おいしいと感じたり、音を聞いたり、眠ったり、体を動かしたりしながら、どうにもならないで居る。

そうしていたら、嘆きたくなくなってくることもあるし、まだ嘆きたいときもある。

気づいている気づいていないにかかわらず、どうにもならないことをどうにもならないままに持って、どうにもならないで居ることが自分の大くを占めているような気がする。