語る、また語る

いつもにプラスα

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言葉を交わし、芯を揺らす

八歳の小学生はたまたま会った大人に忖度などしない。いやできない、むしろ忖度など知らないかもしれない。

ちょっとそれはどうなんだということを投げかけてくる。まあ論争するほどでもなかったので、そう感じるんだ、でも自分はこうなんだと話しておく。お互い乾いたような空気ではあったが、彼の感じは自分と違うものだったので、思わずそんなことはないと反抗したい気持ちになった。

意見を交わすことに、全然慣れない。言葉を返したもののしっくりこない。しっくりこないのは、まあ"あたりまえ"なのであって、しっくりくるまで言葉を交わすしかないのだろうと感じる。それでもしっくりこないときもある。

軽くでいいので、徐々にそういう環境に身を置きたいと思う。重めに飛び込むこともできるけれど、まだ自分には衝撃が大きすぎる。

ということで、ゆとりがあるときは、遊んでいる小学生や出くわした知人、もしくはまったく見知らぬ人でも、話しかけようかやめておこうかと機会を伺っている。