語る、また語る

いつもにプラスα

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自分の基準もつくる

職場で社会的地位をと目論んでいた。社会的地位が目的になり自分が何をしたいかもなく、自分はいったい何をしたかったのかといえば、ちやほやされたかっただけだ。

もう自分が働く職場はないし、身の回りのことをあれこれやっていることに後ろめたさがないといったら嘘になるけれど、特別な何かを目論むこともない、そういうことだ。

人はそれぞれ大切といったって、結果を出すことの価値が流布されていたり、何重もの基準があることに頭がこんがらがる。その基準に自らを当てはめて自らをジャッジして一喜一憂する。基準があることはあるけれど、その基準に自らを計ることは強制されているわけではない。基準というものはところ変わればまた変わるのだ。

世間で良しとされる基準から降りている自分だが、その基準を使わないことにしたから、もやもやすることもあるけれど、いくらかすっとした気持ちがする。