日常的に遠回しな言葉を使いがちだ。遠回しから始めて、伝わり具合を見て直接的に言い換えたりしている。
婉曲した言葉は角が立たない分、ぼんやりしてしまい、言ってみたもののもやもやして、だったらはっきり言ったらよかったというときもある。いずれにしろ、相手の返しによるところもあって、使い分けたらいいのだろう。
きっぱり言うようにしてみると、言葉が自分のものでないような気がして、自分が用いている言葉とは、慣れているだいたい決まった感じがあるのかもしれない。
気持ちに合うような言葉にできなかったとしょげていたけれど、そういうことがあるからまたいろいろな言葉を使ってみるのであるし、どんどん言葉を使っていこうと思うのである。
「やらなければ上手くはならない」というTVから聞こえてきた台詞が、自分に向けられているようだった。