小学校高学年で合唱を始め、
中学に入ると友人と合唱部に入った。
先生も熱心な方で、
先輩方や後輩たちと
県の合唱コンクールで入賞を目指して、
練習に明け暮れた。
友人たちと歩きながら、
歌い出すことしばしばあり。
思えば、あのころが一番歌うことの
楽しさを感じていた日々であった。
今日は、そんな中学時代に
出合った好きな合唱曲について。
「大地讃頌」 大木惇夫 作詞 佐藤眞 作曲
やっぱりこれですね。
王道の中の王道!
歌ったことのある方も
多いのではないのでしょうか。
大地を強く踏みしめるような
ピアノ伴奏と重厚なハーモニー、
唯一無二の力強い歌です。
「春に 」 谷川俊太郎 作詞 木下牧子 作曲
多感な少年少女たちのこころを
歌っています。
そのころに歌いたかったけれど、
わたしが初めて歌ったのは、
20代半ばでした。
当時所属していた合唱団で、
縁あって中学生とコラボしたのでした。
隣で歌っていた中学生の歌声が、
みずみずしすぎましたね。
谷川俊太郎さんの詩と合唱曲について↓
katari-mata-katari.hatenablog.com
「河口 」 丸山豊 作詞 團伊玖磨 作曲
九州の筑後川についての歌。
悠々と流れる川の情景が、
壮大に歌い上げられています。
中学時代に県の合唱コンクールで、
他校の演奏を初めて聴いたのですが、
しばらく呆然としていたくらい
胸に迫ってきました。
特に、クライマックスの盛り上がり。
かなりキーも高くて、
最高潮に熱く響いてきます。
築後平野の百万の生活の幸を
祈りながら川は下る
有明の海へ
川がその流域で暮らす人々の
幸せを祈りながら流れていくという、
この詩がいいですね。
河口は、あいにく歌ったことがないです。
いつか歌えたらいいな。
こちらは苫小牧合唱団の演奏です。
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そんなに人数は多くないと思われますが、
バランスよくまとまっています。
ピアノが少し個性的な感じですね。
でも、歌声に合っていて、
そっと華を添えています。