語る、また語る

いつもにプラスα

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自分に合わせる

そんなに難しく考えなくてもと言われると、意外に思っていた。

自分ではまったく難しく考えているつもりはないのに、相手には難しく考えていると取られている。相手はもっと簡単に考えているのかと自分がよくないことをしているような気になった。

あるいは、難しく考えている自分を直して、簡単に考えられるようになろうとした。どのように簡単に考えたらよいのか、相手に聞いてみようという思考も、聞くための言葉も持っていなかった。

自分は間違っていて相手は正しいと疑わなかった。間違いも正しいも相対的なものなんて知らなかった。

相手にいいように思われたくて相手に合わせて、自分に合わせることをしなかった。


難しく考えるのは自分に特有のもので、そのある意味で特別なものを、ないものにする必要はなかったのだ。

10人中9人が簡単に考えていて(その度合いはそれぞれ異なるだろうけれど)、自分1人だけが難しく考えていたとしても、簡単に考えようとしなくていいということだ。多いと安心して少ないと心細い。そうだ、そうやってやってきたのだからそうだ。しかし、それぞれが一つの考え方であること以外に、誰に正否の判断ができるというのだ。


自信を持ちたいと思ってきた。

自分はこう思う、こう感じるというその感じに、自分が合わせることができているとき、それは自信であると今は考えている。