語る、また語る

いつもにプラスα

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「どっちでもよくない人」だから

気に障った一言を許せるのは、その相手に対して諦められるかどうかというのがあると思う。嫌いになるとかではなく、「そういう人だ」とか「何か事情があった」とか慮る。すぐに鎮静することもあれば、ふと思い出して当時の気持ちがよみがえることもある。

許せば楽になるのだろうが、来るか来ないかわからないもしもの事態に備えるための警告のようなものなので、許せないことを強制的に退場させようともしない。もしくは時間が解決してくれたりもする。

そこまで気にしてしまうのは、その一言を発した相手にわずかであっても好意や期待があるからである。そうでなければ、そんな一言は頭にどっちでもいい一言になっているだろう。