語る、また語る

いつもにプラスα

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口笛を吹けるようになった

年明けから海外の児童書を次々に読んでいる。世界のどこかで暮らす人たちが描いた、多様な視点と風景に触れたいのだ。図書館の本棚から何を読もうか迷っても、海外で絞り込めるので選ぶのも少し楽だ。

ある絵本で、口笛を吹けるようになった子どもが口笛を吹きまくるというシーンがあって、むかしの願いがよみがえった。

口笛を吹けるようになりたい。

唇を尖らせて音を出せばいいと、とにかく吹いていたら半日で音が出た。小さいころの苦闘は何だったのだろうか。

口笛を吹ける人に聞いたら、口笛を吹くには、その気があればいいらしい。やってみるとこんなものかとあっけない。まだ自由に操れるわけではないが、うれしいものだ。

巻き舌もはじめはできず、合唱でラテン語を歌うことになってできるようになった。自分の体の動作を思い通りにするのにも練習がいるのだ。

次はウインクができるようになりたい。長くリップロールをできるようになりたい。思い出したときにやってみたが、半日経ってもできない。特にウインク。やる気が口笛ほどじゃないからだ。

とはいえできるようになったとして、使う機会はないだろうけれど。