語る、また語る

いつもにプラスα

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褒められるなんてとても

友人知人に褒められたようなとき、あまり素直に喜ぶことが少ない。照れてしまう。

むかしは平気でお世辞を口にしていたので、相手もお世辞ではないのかと半疑になってもいた。今は基本的に心にも思っていないことは言わないと決めているので、そういうことはまあかなり減ってはいる。

相手の言葉に対しては、「いえいえそんなことないです」よりも「ありがとうございます」と返すようになった。いちいち謙遜するのは疲れるし、相手の褒めた言葉を一旦受け止めておく方が自分のわだかまりは小さい。

それは褒めすぎではという言葉をいただくこともあって、「ありがとうございます」と言う気が起こらないときは、もう会釈だけである。「ありがとうございます」と返したら、そのもったいないことを認めたことになりそうではないか。あまり褒められることを予想していなかったために、とっさに笑う(苦笑する)ことしかできなかったというのもあるが。

そして、すぐに話を変えてしまう。褒められたことを広げるのはあまり好みではないのである。

是非はともかく、「そういってもらえるとうれしい」と返すといいと読んだこともある。

慣れなくてもよいのだろうが、褒められることにいつまでも慣れない。