休日にやる気がなくて
何もしたくなければ、
生活に支障がない範囲で
何もしない。
休みだからといって、
特別なことをしなくていい。
そう思えるようになったのは、
ここ数年のことだ。
寝る、撮りためていた番組を観る、
ネットサーフィンなどをしていて、
「何て生産性のない休みだったんだ」と、
後悔していたこともある。
しまいには、家族といる休日にも
仕事関係の本を読むようになり、
それだけが理由じゃないけれど、
ご存知の通りメンタルは停電した。
寝る、何かの鑑賞、ネットサーフィン。
非生産だと思い込んでいたことが、
実のところ「動ける自分をつくる」ために
生産性のある行動だったのである。
むかしの自分に、君はいい休日を
過ごせているよと言ってあげたい。
今は、極論、起きる、食む、
排出する、眠るという体のシステムを
維持できているだけで
すごいと思っているから、
休みなのに何もしてない、
逆に休みだから何かしなくてはと、
思うことはなくなってきた。
何もしないってことは、
「休めている」ってことなんだ。
