2023-01-01から1年間の記事一覧
どうやら、奴にしてやられたらしい。そうとは知らず、普通に受診して、薬局に行って、「暑くなりましたね」とか話して、のん気に帰ってきてしまった。希望したらできたかもしれないが、平熱なので検査もされず。次男のお迎え以外は、数日外出もせず寝ころん…
「夏と冬どっちが好きですか?」「さいきん暑いですよね。 蝉も鳴き出しましたし、もう夏ですね。 あ、冬の方が好きです」何かを聞かれたとき、余計なことを口走ってしまう。ここで必要なのは、「冬の方が好きです」だけである。相手からしたら、夏と冬どち…
「そんなに悩むのはよくない」医者が口にした一言に、不快感を覚えた。悩まないですむならそうしたい。わたしは一応、病人なのだから、否定せずに話を聞いてくれてもいいのに。と、これはむかしの見方で、医者はわたしを否定したわけではなく、"そんなに悩む…
誕生日、好きな数字、名前など、車のナンバープレートを自分で決める人もいる。わたしは、割り当てられたものをそのまま使っているが、10年くらい前に、車を乗り換えたとき、一つだけ気がかりなことがあった。携わった製品と同じだったらどうしよう。自分た…
行きたくもない誘いがあったとして、けれども、事情により参加しなくてはならないことがある。たとえば職場の個人的な集まりなど。なんか出なきゃいけない雰囲気があったりして、断りづらかったものだ。行かなかったら、職場の人にいいようには思われなさそ…
長いこと、空を眺めていなかった。波の音も水平線も無視した。草木には気づかず、花は冬には咲かないと思ってた。雨は、そこかしこに絵の具を重ねるように降っている。濃緑になった小庭。静かだった。水滴が地に落ちて弾けている。目に映るものは、こんなに…
『自意識と創り出す思考』第11章では、自分自身ではなく創作物にフォーカスすることが、創作意欲を高めると書かれている。 創作者として生計を立てている人は、創作者である自分自身と創作物を明確に区別できていることが多い。この区別は決定的に重要だ。な…
完璧さという理想がある人が持っている、自分は不完全だという「嫌な思い込み」は、そもそも打ち消されなければいけないのだろうか。『自意識と創り出す思考』第8章では、完璧は幻想であり、不完全さはあって然るべきなのだから、完璧という理想を手放そうと…
『自意識と創り出す思考』、第4章の目に見えない構造と第6章の内なる脅威では、嫌な思い込みを打ち消すための理想を抱くことは、自滅とストレスを生むと書かれている。まず、自滅について、これは、「緊張は解消に向かう」構造に関係する。弓矢のように、弓…
家族ぐるみでちょっとしたつきあいのある知人がいる。もともと夫と彼女の夫が学生時代からの友人で、わたしたち夫婦二人の間では、彼女のことを「名前にさん付け」で呼んでいたので、そのまま踏襲してきた。しかし、向こうはわたしを「苗字にさん付け」で呼…
『自意識と創り出す思考』の第3章は、あなたは誰?である。5ページと短いながらも、興味深いことが書かれていた。この本の立場としては、「自分が何者かを知ることはできない」というものだ。人は「持っているもの」や「持っていないもの」で自分を定義しが…
『自意識と創り出す思考』の第2章は、「理想」と「嫌な思い込み」である。理想とは、自分の「嫌な思い込み」の反対の状態で、理想を抱き続けるのは、無意識の思い込みを打ち消すためだと著者は書いている。たとえば、自分を臆病だと思い込んでいたら、理想は…
「自分のことをどう思うかではなく、自分が何を創り出したいかにフォーカスせよ」というのが、この本の一貫した教えだ。第1章では、自意識にフォーカスすることの問題として「学習」を例に出し、学習における自意識へのフォーカスは、制約になるという記述が…
スピッツの新しいアルバム「ひみつスタジオ」。どこを切り取っても絵になる音楽、そしてなんといっても、濁りのないボーカルに釘つけである。年々"ろ過"でもされていくように声が澄んでいっていると感じる。録音技術などもあるだろうけれど、その声に酔いそ…
今もそういう傾向はあるが、社会人になりたての頃の自分は、明らかに視野が狭かった。自分の意見が必ず正しいとすら思っていた。そして、同期の彼女が好きではなかった。人のことを決めつけるし、押しが強いし、意地が悪い。今なら相手にもいろいろ事情があ…
少し離れた図書館に行きたい。行く途中に読み終わった本を売って、帰りにまた別の店に寄って、注文していた本を受け取りたい。車で30分以上はかかるけれど、スピッツの新しいアルバムを聞いていれば、すぐ着くだろう。いやいや、今週は、すでに2回も遠出して…
「自意識」のことを書くにあたって、図書館の蔵書検索で「自意識」と検索する自分は、自意識が高いと自覚している。ブログに書く前に、どなたかの書かれた自意識についての所見とか、学問的理論とか雰囲気のようなものを確かめておきたくなる。ある程度、何…
自分と相手の共通点を見つけようとしてきた。ぴったり重なるものを、完全に同じところを。探せば探すほど、なかった。まったく同じは、なかった。似ているはあった。違うところも、たくさんあった。探せば探すほどあった。これまでは、自分と違ったり、価値…
メンタルダウンしてからというもの、だましだまし、もしくは、どうにかこうにかやっていくことを覚えながら現在に至っている。思えば、別にメンタルダウンしていようがいまいが、そうやってきたことに変わりはなかったのだが。さて、メンタルダウンして参っ…
宇宙は、どこも同じで、中心はないと考えられています。(中略) ボールを手に持って、その表面をよく見てください。ボールの表面の中心は、どこでしょうか?ボールの表面はどこも同じで、中心はありません。宇宙もボールと同じように、どこも同じで中心がな…
ちょっとしたことでいちいち気落ちする方だと思う。いつまでも気落ちしていたければそうしたらいいし、ちょっとしたことなら時間とともに、気落ちの度合いも薄まっていく。しかし、少しでも気落ちに抵抗したいときもある。そんなときは言い訳をしよう。たと…
「何これ?引っ越し?」長男の友だちが、玄関を開けるなり発したセリフだ。思わず吹き出しそうになった。引っ越しなんて、そりゃあないよ。子どもは、ときとして本質をついてくるのだから、まったくもう。春休みに入ったばかりで、もう使わない教科書や、一…
ブログ更新の時間は、だいたい朝の7時20分ごろと決めていた。理由は次のとおり。◯なぜ朝か?・一晩寝かせて、読み返したい。・何となく通りすがりの人にも、読んでもらえそう。・アクセスが一日のモチベーションにつながる。◯なぜ7時20分か?・長男が登校し…
わるいことは重なる。予想できないこともある。そして、忘れたころに起こる。朝、洗濯機からネットに入った洗濯物を取り出していたら、いやに重い。いつもの2倍以上である。よく見てみると、子どものズボンにそれはもう膨れ上がったムーニーマン(乾いていた…
先日、「はてなブックマーク新着エントリー」なるものに、掲載されました。自分は、はてなブックマーク をあまり見ないのですが、やはりチェックされている方は多いのでしょう。1日の最低アクセス(直近一か月)に対して、10倍のアクセスがありました。過去…
お題「ブログはいくつ購読(読者登録)してますか?」2023年5月17日時点で、147のブログを購読しております。せっかくなので、お題に便乗し、ブログの購読について、思うことを綴りたいと思います。 ブログを読むのは楽しい 購読しているブログのすべてが毎…
「認められたい」気持ちというものは、あたりまえにあるものです。別に「認められたい」と思うことは、わるいことでも何でもないでしょう。近しい人に認められたい、一員になっている組織に認められたい、漠然と社会に認められたいという人も、いるのかもし…
ふと思ったのだが、こちらが親しみをもっている相手には、「期待しない」より、「期待して落胆しない」というスタンスの方が自分に合っている気がした。相手にこうあってほしいと期待をするから、そうでなかったときに腹が立つ。だから期待するのをやめて、…
もう少し早ければ違った、もう少し遅ければ違った、どちらも過去の決断あっての今なので、早かったら今の状況はないし、遅かったと思う状況をつくりだしたのは、その決断をしたからである。どうしようもないことは、どうしてもある。得たものもあるし、選ば…
お題「好きなものを100個、ひたすら書き出してみる」おもしろそうだったので、やってみました。好きなもの100個・ゆるいつながり・よもやま話・大晦日・除夜の鐘・元日・お雑煮・握り寿司(マグロ)・握り寿司(中トロ)・握り寿司(真鯛)・握り寿司(たま…